自民党総裁選挙は、今週12日告示、27日投開票の日程で行われます。

立候補を予定する議員はこの週末も、各地で視察や講演を行うなど支持拡大に向けた取り組みを続けています。

石破元幹事長は講演で「地方を守り、日本を守る。議員や大臣ではできないことがありそれをやるために総理大臣になる」と決意を示しました。

加藤元官房長官はプログラミング教室を視察し「リスキリング=学び直しによって給与を上げ、所得が倍増していく施策を打っていきたい」と述べました。

小泉進次郎氏は街頭演説で「既得権益の範囲内でしか政策や改革が進められない自民党を変えていかなければならない」と訴えました。

河野デジタル大臣は薬局を視察し「国内でしっかり薬が生産、流通されなければならない。AIを使った創薬の技術力も高めていく」と述べました。

小林鷹之氏は講演で「国がもっと地方に大胆に投資し世界と勝負できるような産業のかたまりを育成していく」と強調しました。

林官房長官は「マイナ保険証」について「まだ国民の間に不安がある」と述べ、ことし12月の健康保険証の廃止時期の見直しも含めて検討する考えを示しました。

茂木幹事長は会合で、「地方が本来持っている能力や魅力を存分に発揮できる社会をつくっていきたい」と主張しました。

高市経済安全保障担当大臣は9日、記者会見し立候補を表明します。

一方、立候補を目指す議員は推薦人を確保しようと、働きかけを強めています。

上川外務大臣は自身を支持する議員の集会で「大きく盛り上げてほしい」と呼びかけ、齋藤経済産業大臣は「日々前進している」と述べました。

また、野田聖子氏は「しっかり取り組みゴールを切りたい」と述べ、青山繁晴氏も意欲を示しています。

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