立憲民主党は23日投開票の代表選で新代表を選出する。届け出順に野田佳彦、枝野幸男、泉健太、吉田晴美の4氏が立候補した。党所属の国会議員と地方議員、党員らによる1回目の投票で決着がつかなかった場合は、上位2人による決選投票で決める。

4候補は次期衆院選に向け政権交代の必要性を訴える。物価高対策や外交・安全保障、エネルギー政策、野党間の連携などが争点となる。

代表選は国会議員だけでなく党員らも参加する「フルスペック」型で実施する。1回目の投票で国会議員と国政選挙の公認候補予定者に50%、地方議員に25%、党員と協力党員に25%の割合で票を配分する。

票数は独自のポイントで計算する。国会議員136人に1人2ポイント、国政選挙の公認候補予定者98人に1人1ポイントで計370ポイントを振り分ける。地方議員およそ1200人と11万人ほどいる党員・協力党員にそれぞれ185ポイントずつ割り当てる。

合計740ポイントのうち過半数を得た候補がいなければ国会議員と都道府県連の代議員らによる決選投票となる。決選投票は国会議員のポイントの割合が85%程度に高まる。

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