林芳正官房長官は23日、ロシア軍機の3度にわたる領空侵犯を受け、訪米中の岸田文雄首相から国際法と国内法令に従って冷静かつ毅然と対応するよう指示を受けたと官邸で記者団に明らかにした。首相は米国をはじめとする関係国との緊密な連携や、国内と国際社会への適切な情報発信も求めた。

 政府は官邸の内閣危機管理センターに情報連絡室を設置し、関係省庁で対応に当たった。

 林氏は記者団に「ロシア軍機による領空侵犯は極めて遺憾だ。わが国周辺空域での軍事動向を注視し、警戒監視に万全を期す」と強調した。

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