自民党総裁選(27日投開票)に立候補している小泉進次郎元環境相(43)=無派閥=が24日、東京都内で麻生太郎副総裁と面会したことが分かった。小泉氏は、上位2人による決選投票に進んだ際の支援を、麻生氏に求めたとみられる。

 面会は小泉氏側からの要請で、約30分行われた。9人が立候補している総裁選は、小泉氏を含めた石破茂元幹事長(67)=無派閥=、高市早苗経済安全保障相(63)=無派閥=の三つどもえの混戦状態で、決選投票にもつれることが確実な情勢だ。麻生氏は裏金事件後も唯一派閥の存続を明言している。麻生派には54人が所属しており、決選投票の勝敗のカギを握る可能性がある。

 小泉陣営の関係者は「距離の近さや遠さに関係なく、あらゆる人に頭を下げて支援をお願いする局面だ」と話しており、小泉氏も決選投票を見据え、支援を求めた模様だ。

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