公明党は9日、臨時党大会を東京都内で開いた。石井啓一氏(66)の後任代表として、斉藤鉄夫国土交通相(72)を正式に承認した。新役員も発表し、代表代行に竹谷とし子副代表(55)を起用した。代表代行を置くのは故浜四津敏子元環境庁長官以来。中央幹事会長には赤羽一嘉副代表(66)を充てた。
先の衆院選では代表就任から1カ月の石井氏や次世代を担う中堅が落選し、比例代表の得票も過去最少となった。支持母体の創価学会女性部に人気の高い竹谷氏を代表代行に起用し、党再建の起爆剤としたい考えだ。
竹谷氏は公認会計士を経て、2010年参院選で初当選。現在3期目。財務政務官や復興副大臣を歴任した。
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