自民党は先の衆議院選挙で議席を大きく減らし、小泉選挙対策委員長が敗北の責任をとりたいとして辞任しました。

これを受けて石破総理大臣は後任の人選を進め、12日の自民党の総務会で、木原誠二元官房副長官を起用する人事を決めました。

木原氏は衆議院東京20区選出の当選6回で、54歳。財務省を経て2005年の衆議院選挙で初当選しました。

木原氏は岸田前総理大臣の側近として知られ、岸田政権で官房副長官や党の幹事長代理を務めました。

自民党は、公明党ともパイプがあるとされる木原氏を中心に、今後、来年の参議院選挙や東京都議会議員選挙に向けた態勢の立て直しを進めることにしています。

また12日の総務会では、政務調査会長代行に新藤義孝前経済再生担当大臣、国会対策委員長代理に丹羽秀樹元文部科学副大臣をそれぞれ充てる人事などを了承しました。

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