避難所の環境改善をめぐり、石破総理大臣は今週、能登半島に設けられているあわせて19の避難所に衛生や生活環境などの指針を定めた国際基準「スフィア基準」を適用するよう指示しました。

これを受けて、坂井防災担当大臣は15日の記者会見でこの基準への対応状況の調査結果を公表し、すでにいずれの避難所でもおおむね基準を満たしていることが確認されたと明らかにしました。

その上で坂井大臣は「来るべき災害への備えも重要だ」と述べ、今後、災害が起きて避難所が設けられた場合は、発生から48時間以内に「スフィア基準」を満たすことができるよう、トイレや食事の確保など自治体に必要な支援を行っていく考えを示しました。

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