自民党の渡海政務調査会長は就任以来、初めての外国訪問としてシンガポールを訪れ、30日にヘン副首相と会談しました。
この中で両氏は、日本とシンガポールが外交関係を樹立してから2026年で60年を迎えることを念頭に、科学技術や安全保障などの分野で連携強化を図る考えで一致しました。
特に科学技術の分野では、ASEAN各国との協力関係も深めていくため、研究者どうしの交流や国際的な共同研究を促進していくことを確認しました。
さらに、各国の研究者らが実際に共同研究などを行っている拠点も視察しました。
渡海氏はこのあと、インドネシアを訪問し、政府や議会の関係者らと会談する予定で、ASEANを重視する政府の外交を与党の立場から後押ししたい考えです。
渡海政調会長 “両国の協力はアジア地域にとって意味がある”
自民党の渡海政務調査会長は、訪問先のシンガポールで記者団に対し「シンガポールとは政治や経済、科学技術などの分野で非常に緊密な関係にある。ASEANとの関係がますます重要になる中、価値観を共有する両国が協力を重ねていくことは、アジア地域にとっても意味がある」と述べました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。