現職首長で全国最高齢の青森県田舎館村の鈴木孝雄村長(87)が15日、村役場で退任のあいさつをし「生きている限り庁舎に来る。死んでも、魂になって来ます」とユーモアを交えて語った。17日で任期満了。花束を受け取り、職員ら約70人に拍手で見送られた。
全国町村会などによると、鈴木氏の退任後、全国最高齢の首長は和歌山県湯浅町の上山章善町長(85)となる。
鈴木氏は04年に初当選し、5期20年を務めた。田舎館村は、色とりどりの稲を使って水田に絵を描く「田んぼアート」で知られる。鈴木氏は「アートの村に成長したことを誇りに思う」と述べた。
後任は、先月初当選した前村議会議長品川新一氏(72)。
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