自民党の浜田靖一、立憲民主党の安住淳両国会対策委員長は12日、国会内で会談した。岸田文雄首相が出席する予算委員会の集中審議を衆院で22日、参院で24日に開くことで合意した。自民党派閥の政治資金問題を受けた関係議員の処分などについて議論する見通しだ。
衆院は11日、自民党派閥の政治資金問題を受けた政治資金規正法の改正を議論するための特別委員会を設置した。安住氏はゴールデンウイーク前に同特別委を開き規正法改正に対する各党の考え方などを共有することを提案した。自民党は持ち帰った。
自民党は規正法改正案の作成を進めている。会談に同席した同党の御法川信英国対委員長代理は実質的な審議入りまで「もう少し時間がかかる」と述べた。自民党は党内で改正案を作ったあと公明党と協議する必要があるためだ。
会談で首相が訪米の結果を報告する本会議を衆院で18日、参院で19日に開催するとも決めた。
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