【ローリー(米ノースカロライナ州)共同】岸田文雄首相は12日(日本時間同)、訪問先の米ノースカロライナ州でトヨタ自動車が建設中の車載用電池工場を視察する。同工場への累計投資額は約139億ドル(約2兆1千億円)、雇用は5千人超に上る。首相は、日本企業の投資と雇用創出による米国経済への貢献をアピールしたい考えだ。  首相は10日のバイデン米大統領との会談で、日米が世界の経済成長をけん引していく上で、双方向の投資促進が重要だとの認識で一致した。  工場はトヨタにとって北米初の電池生産拠点で、2025年の生産開始を予定している。電池の生産ラインは30年までに計10本となる。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。