根室市の石垣雅敏市長ら根室地方の1市4町の関係者は2日、総理大臣官邸を訪れて石破総理大臣と面会し、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で見送られている「北方墓参」の早期再開などを求めました。

これに対し、石破総理大臣は「政府として四島の帰属の問題を解決することが重要だという方針に変わりはない。ロシアとの間にはいろいろな問題があるが、墓参は人道的な問題であり、引き続き実現に向け話し合いをしていく」と述べ、ロシア側への働きかけを続ける考えを示しました。

このあと石垣市長は記者団に対し「元島民の平均年齢は89歳になり残された時間がない。ロシア側と胸襟を開いて話し合い、しっかりと墓参を実現してもらいたい」と述べました。

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