自民党は全国幹事長会議を開いた(8日、党本部)

自民党の森山裕幹事長は8日、党総裁選の決選投票を巡り地方票の比率の引き上げを議論する必要があるとの認識を示した。2025年3月に予定する党大会に向けて議論を進めると説明した。党本部で記者団の質問に答えた。

自民党が同日、党本部で開いた全国幹事長会議で地方票の比率に関する意見が出た。

9月の自民党総裁選の決選投票結果。敬称略

森山氏は7日に石破茂首相(党総裁)と決選投票で各都道府県連にそれぞれ1票ずつを割り当てる現状のルールについて意見交換したと記者団に明かした。森山氏は「(首相が)47票でいいのかなと関心を持っていた」と言及した。

いまの仕組みは決選投票で国会議員1人に1票ずつを割り振る。地方票の比率が低すぎるとの見方がある。

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