政府の男女共同参画会議が13日夜、総理大臣官邸で開かれ、石破総理大臣は「女性活躍、男女共同参画は多様性が尊重される社会を実現するとともに、わが国の経済社会の持続的な発展に不可欠の要素だ」と述べました。

その上で5年間の政府の取り組みを定めた男女共同参画基本計画が再来年の3月末で期限を迎えることを踏まえ新たな基本計画の策定に向けて議論を進めるよう指示しました。

今の基本計画は4年前のとりまとめの際、選択的夫婦別姓の扱いをめぐって自民党内で賛否が分かれ「必要な対応を進める」から「さらなる検討を進める」へと表現が修正された経緯があります。

政府は会議からの答申を受けた上で与党内の議論を経て来年12月に新たな基本計画を決定する方針ですが、選択的夫婦別姓について自民党内には依然、賛否両論があり、扱いが焦点となる見通しです。

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