台湾との友好関係を重視する超党派の議員連盟「日華議員懇談会」(古屋圭司会長)は9日、国会内で総会を開いた。20日に予定する頼清徳氏の総統就任式に合わせて30人規模の国会議員団が訪台する見通しだ。

総会では日華懇の2024年度の基本方針を発表した。国際秩序の維持や議員交流の活性化などを盛り込んだ。4月に台湾で発生した地震の復興支援への義援金手交を確認した。

台湾からは駐日大使に相当する謝長廷氏らが参加した。蔡英文総統や頼新総統もビデオメッセージを寄せた。

日華懇はこれまでオンラインで米国や台湾の議員と安全保障に関して協議してきた。近く対面での開催を目指している。佐々木紀事務局次長(自民)は「できれば台湾で速やかに開催したい」と話した。

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