日米首脳会談や議会演説など、ワシントンでの外交日程を終えた岸田総理大臣は、ノースカロライナ州を訪れていて、日本時間の12日夜、トヨタが来年の生産開始を目指して建設を進めている「次世代自動車」用の電池工場を視察しました。

この中でトヨタの担当者は、通算139億ドルを投資してきたことや、将来的に5000人以上の雇用を生むことなどを説明しました。

このあと岸田総理大臣はビジネスジェット機を製造するホンダの子会社の工場を訪れ、機体を組み立てる工程などを見て回りました。

岸田総理大臣は12日、記者団に対し「日本はアメリカに対する世界最大の投資国で、大きな雇用を生み出している。日本企業がいかにアメリカ経済に貢献しているのかを確認し、発信する機会にしたい」と述べていて、経済面でも日米の連携強化を図っていきたい考えです。

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