上川陽子外相は11日、静岡県知事選の応援のため、静岡市で街頭演説した。上川氏は衆院静岡1区選出で、周辺によると昨年9月の就任以降、地元に入って政務の日程をこなすのは初めて。支援者らを前に「皆さん、ただいま」と声を張り上げ「外交の最前線で、日本の顔として一意専心で活動を積み重ねている」と強調した。

静岡市で有権者と握手する上川外相(中央。11日午前)=共同

静岡市内2カ所で行った街頭演説には大勢の人が集まり、拍手で迎えられた。上川氏は4月下旬から5月上旬までのアフリカ、アジア各国歴訪や、フランスでの経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会で議長を務めたことなどを紹介した。

地元事務所にも立ち寄り、支援者を前に「昨年9月に思いもかけずに外相に就任した。地元に戻れなかったが、今日再会できた」とあいさつした。〔共同〕

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