蔣万安台北市長は15日に自民党本部を訪れ、麻生副総裁らと面会した

台湾・台北市の蔣万安市長は15日、自民党本部で麻生太郎副総裁や自民党青年局役員らと面会した。来日は2022年の台北市長就任後初めて。蔣氏は青年局との面会で「共に協力し合い、未来を切り開いていきたい」と述べた。

蔣氏は初代総統・蔣介石のひ孫で、台湾最大野党・国民党の次世代のホープ。東京都主催の国際イベントに参加するために来日した。17日には台湾との友好関係を重視する超党派の議員連盟「日華議員懇談会」(古屋圭司会長)との会合も予定する。

鈴木貴子青年局長は会合で「交流において重要なことは平時からの人間関係、信頼関係だ。平時からの交流の積み重ねがいざというときに力を発揮する」と呼びかけた。

鈴木氏は会合後記者団に「国際情勢というものが不透明で、複雑化をしている今、日台が交流というものを平時から積み上げていくことは、日台のみならず、東アジア全体、ひいては世界の平和と安定にも寄与するものだ」と話した。

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