タカラトミーは29日、同社が開発した超小型の月面探査ロボット「SORA―Q(ソラキュー)」を再現した玩具390体を、学校や博物館に無償で提供すると発表した。教材として科学への関心を高めることに活用してもらう。要望に応じてJAXAやタカラトミーの担当者による出張事業も実施する。
タカラトミーが変形するおもちゃの技術を活用してソニーグループなどと共同開発したソラキューはJAXAの月面探査機「SLIM」に搭載され、1月に月面での画像撮影に成功した。玩具は実機と同じ大きさで変形や走行ができる。
申し込みは6月28日までソラキューのホームページで受け付ける。
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