野村不動産とJR東日本は30日、東京・芝浦で進める大型再開発の街区名称を「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」に決定したと発表した。2棟の高層ビルを中核に、2030年度までに多様な働き方を重視したオフィスなどの複合施設を順次開業する。

計画では、現在東芝の本社が入る浜松町ビルディングとJR東が持つ鉄道関連施設の跡地を一体で整備する。高層ビル2棟はともに高さが約230メートルで、25年2月に1棟目が完成する予定。日本初進出の仏系高級ホテルが入るほか、オフィスフロアではテラスや多様な作業空間、働く人の健康維持に配慮したフィットネスコーナー、サウナなどの共用施設を充実させる。

野村不動産などの再開発計画「ブルーフロント芝浦」の新たな高層ビル(中央)と建て替え予定の浜松町ビルディング(右)=30日午後、東京都港区

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