大会は東京・大田区の体育館で開かれ、全国の大学や高等専門学校から事前の選考を通過した18のチームが出場しました。

ことしの競技は、ベトナムの棚田での田植えや収穫をイメージして、ロボットが「苗」に見立てたポールを決められた位置に移動させたり、「もみ」に見立てたボールを筒の中に入れたりします。

ボールを筒に入れるロボットは自動でボールの色を見分けたうえでみずから選んだ筒まで運びます。

決勝戦では、豊橋技術科学大学が、すべてのポールを素早く移動させたあと、ボールを着実に筒に入れ、大会では初めてとなる3連覇を成し遂げ、ことし8月にベトナムで開かれる「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」への出場を決めました。

豊橋技術科学大学のリーダー、宮下功誠さんは「ハイレベルな戦いで緊張したが、日々の積み重ねが実を結んだ。ミスを修正して完璧な状態で世界大会に臨みたい」と話していました。

大会のもようは、7月15日の午前10時5分から総合テレビで放送されます。

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