京都大学などの研究チームは野生のユキヒョウのフンを調べ、好みの植物があることを突き止めた。ネコ科は完全に肉食だが、植物を食べる種類もいる。なぜ植物を食べるのかはわかっておらず、好みの植物や行動を調べることで解明につなげる。
キルギスの自然保護区でユキヒョウのフン90個と、オオカミなど他の動物のフン36個について、含まれるDNAを解析して食べた植物を特定した。ユキヒョウは低木のミリカリアという植物を好む傾向があった。オオカミやキツネ、クマはイネ科を好んでいた。「他のネコ科も調べ、草を食べる謎に迫りたい」(木下こづえ准教授)
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