GMOインターネットグループは18日、AI(人工知能)やロボットの導入を支援する新会社を立ち上げたと発表した。国内外から産業用ロボットやドローンを調達するほか、導入や活用に向けたコンサルティングを行う。業務効率化を進めたい企業からの需要を見込む。
新会社は「GMO AI&ロボティクス商事」。資本金は1億円で、GMOが100%出資する。データ分析や自社でのAI活用の知見を活かし、企業の導入目的にあった産業用ロボットやAIシステムを提案する。導入後にはロボットなどの運用やメンテナンスも請け負う。
新会社の顧問には、千葉工業大学の未来ロボット技術研究センターの古田貴之所長やAI研究で著名な東京大学大学院の松尾豊教授を迎えた。
同日、都内で開いた記者会見でGMOインターネットグループの熊谷正寿会長兼社長は「AIとロボットの総合商社になる」と意気込んだ。今後は金融事業の知見を活かし、助成金や金融ローンの活用などの方法によってロボット調達を支援する金融サービスの開発を目指す。
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