西鉄とシゼンコネクトは系統用蓄電池事業ですでに連携している(福岡県宇美町)

西日本鉄道は9日、再生可能エネルギー事業を手掛ける自然電力(福岡市)の子会社「Shizen Connect(シゼンコネクト)」と資本業務提携したと発表した。西鉄と自然電力が設立した合同会社「西鉄自然電力」(福岡市)は送電線と蓄電池を直接つないで充放電する系統用蓄電池事業を進めており、今後連携を強化する。

西鉄がシゼンコネクトから新株予約権付社債(転換社債)を取得した。取得額は非公表。

シゼンコネクトは再エネ発電設備などのエネルギー管理システムを提供している。両社は西鉄自然電力が西鉄グループの遊休地などに設置している系統用蓄電施設の制御・運用ですでに連携している。今後、仮想発電所(VPP)事業などへの参入も目指す。

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