月面の裏側で探査車「玉兎2号」から撮影した無人探査機「嫦娥4号」。中国国家宇宙局が2019年1月11日公開した(新華社=共同)

 【北京共同】中国が、3月に打ち上げた衛星「鵲橋2号」を中継して、月の裏側で調査に当たる無人探査機「嫦娥4号」と地球の通信に成功した。新華社が12日報じた。中国は月の裏側の試料(サンプル)を持ち帰る世界初の計画に向け、今年前半に打ち上げる予定の月面無人探査機「嫦娥6号」と地球の通信にも鵲橋2号を利用する。

 月の裏側と地球は直接通信できず、探査機と地球側との連絡を仲介する中継衛星が必要となる。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。