東芝は、映像を解析する人工知能(AI)と自律走行するセコムのロボットが連携し、建物内を警備する実証実験を始めたと12日付で発表した。AIが不審者を検知し、監視カメラで追跡。ロボットはエレベーターに乗って各階の隅々まで巡回する。実用化できれば、不足しがちな警備員の代わりになると期待している。
川崎市の東芝の研究開発拠点「イノベーション・パレット」が実験の舞台。「きょろきょろしている」「のぞき込んでいる」など、あらかじめ設定した不審な行動を取る人物をロボットやカメラの映像から検知する。不審者がその場を離れても複数のカメラが追い続け、居場所を特定する。
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