米大手投資ファンドのベインキャピタルは3日、システム開発の富士ソフトに対しTOB(株式公開買い付け)を提案する予定だと発表した。富士ソフトは既に米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)によるTOBに賛同しており、ベインはKKRを上回る買収額を10月に提案して対抗する。米投資ファンド同士の争奪戦に発展する可能性もある。
富士ソフトは3日、KKRによるTOBへの賛同について「現時点で変更はない」とするコメントを発表。ベインから提案を受けた場合、「KKRからの提案との比較も含め慎重に検討を行う」とした。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。