使用済み核燃料の中間貯蔵施設(青森県むつ市)を運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)が、操業開始予定を9月末から10月末に延期したことが12日、原子力規制庁への取材で分かった。規制庁に6日付で計画の変更を届け出た。操業前に必要な検査の終了時期も9月下旬から10月初旬に見直した。
中間貯蔵施設は、原発の使用済み燃料を再処理するまで一時保管する施設で核燃料サイクル政策の一端を担う。操業前には、RFS自身による検査に加え、検査が適切に行われたかどうか、規制庁の確認を受ける必要がある。
RFSの担当者は「安全最優先に検査を進めるため届け出た。9月操業開始の目標は諦めていない」とする。
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