東北電力は13日、再稼働準備が進む女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機で、事故時に原子炉建屋から放射性物質が外部へ漏れるのを低減する「非常用ガス処理系」の機器が計画外に作動するトラブルがあったと発表した。東北電によると、実際には機器作動につながる事故は起きておらず、外部に影響はない。
6月にも、別の非常用ガス処理系が計画外作動するトラブルがあったばかり。東北電は一般的に再稼働と位置付けられる原子炉起動を10月ごろに予定しており「現時点で再稼働工程に影響はない」としている。
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