新潟県の東京電力柏崎刈羽原発から出た使用済み核燃料69体を運んでいた専用の運搬船は25日、受け入れ先である中間貯蔵施設(青森県むつ市)近くの港の沖合に到着した。接岸した後、26日にも船からトレーラーへと燃料を移し、専用道路を通って施設まで搬入する。国内初となる原発敷地外での中間貯蔵が事実上始まる。
使用済み核燃料は金属製の専用容器1基に入れられ、24日午後に船で柏崎刈羽原発を出発した。搬入後、最終の検査を経て10月中には正式に事業開始となる見込み。
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