ChatGPT手がけるオープンAI 開発に向けた投資 加速へ アメリカ

発表によりますとオープンAIは3日、日本やアメリカなどあわせて9つの金融機関から最大で40億ドル、日本円でおよそ5900億円を借り入れることができる枠を確保したということです。

前日の2日には66億ドル、日本円でおよそ9700億円の資金調達を行ったことも明らかにしていて、複数の現地メディアによりますと資金の調達先にはアメリカのIT大手、マイクロソフトやソフトバンクグループ、それにアメリカの半導体大手エヌビディアなどが含まれています。

企業どうしの競争が激しくなる生成AIの開発には巨額の資金が必要で、オープンAIをめぐっては営利企業を中心とした組織再編を計画する方針だと伝えられていました。

会社では今回の資金調達などによって開発に向けた投資を加速するねらいで「AIを世界に広めるための画期的な研究や製品への投資の継続が可能となった」としています。