騎馬行列は、毎年、武田信玄の命日に合わせて行われていて、ことしは、信玄役を甲府市出身のモデル、高瀬真奈さんが、配下の「武田二十四将」を公募で選ばれた人などが務めました。

騎馬行列は午前10時半ごろに信玄をまつる武田神社を出発し、甲府駅に向かう通りを進んでいきました。

30分ほどかけて騎馬に乗った武者やみこしなどが甲府駅北口の広場に到着すると神事が行われ、参加した人たちが信玄をしのんでいました。

今回の騎馬行列は、5年ぶりにコロナ禍前と同じルートで行われ、沿道では地元の人や観光客などが手を振ったり写真を撮ったりしていました。

近くの専門学校に通う19歳の女性は「信玄役の高瀬さんがとてもきれいでした」と話し、山梨大学の大学院で学ぶガーナから留学している男性は「行列が見られてうれしいです。写真を撮ったので友達に見せたいです」と話していました。

信玄役の高瀬さんは「街の皆さんと手を振ったりお話をしたりして信玄が愛されてきた理由、魅力をずっと感じながら歩いてこられました。やりがいを感じました」と話していました。

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