「世界文化賞」は、常陸宮さまが総裁を務められる日本美術協会が、高松宮の遺志に基づいて世界的に活躍する芸術家に贈っていて、ことしで35回目です。
これまで5年ごとの節目には、上皇ご夫妻が受賞者や関係者と懇談されていて、天皇皇后両陛下は、20日午前、皇居 宮殿で令和になって初めての懇談に臨まれました。
会場には、紙でできた素材を使ったシェルターや仮設住宅を世界各地で作り、難民の救済や災害支援に取り組む建築家の坂茂さんなど5人の受賞者のほか、国際顧問を務めるアメリカのヒラリー・クリントン元国務長官や、ことし6月のイギリス親善訪問でオックスフォード大学を訪ねられた際に両陛下をもてなしたクリストファー・パッテン元総長などおよそ20人が招かれました。
両陛下は、一人一人と順番にことばを交わし、このうち、写真と文字を組み合わせた作品を制作しているフランスの芸術家のソフィ・カルさんとの懇談では、表現技法について尋ねられていました。
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