太陽ホールディングス(HD)が1日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比24%減の86億円だった。連結子会社の太陽ファルマが保有する医薬品の販売権の評価額の見直しで減損損失を特別損失として計上した。配当は年80円(前の期は記念配15円を含む89円)とした。

売上高は8%増の1047億円、営業利益は14%増の182億円だった。医薬品の製造受託事業で販売価格が上がり採算が改善した。主力の電子部品用材料は販売数量が増えた。

同日、25年3月期の連結売上高が前期比8%増の1128億円、純利益が39%増の120億円になる見通しだと発表した。自動車やスマートフォン向けの電子部品用材料の需要が回復する。

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