宇宙飛行士の大西卓哉さんは来年2月以降、アメリカの民間宇宙船「クルードラゴン」で国際宇宙ステーションに向かい、2016年以来、2回目の長期滞在に臨む計画です。
大西さんは27日の会見で、2030年に運用を終える予定の国際宇宙ステーションでの長期滞在について「後輩の宇宙飛行士が育っていることを考えると、私自身が国際宇宙ステーションに行くのは最後ではないかと思っていて、これまでの集大成にしたい」と抱負を述べました。
また、アメリカが主導する国際月探査プロジェクト「アルテミス計画」への将来の参加を念頭に、「次のステップとして月探査があると考えると、月面での活動は船外活動になるので、今回の長期滞在中に船外活動の経験を積めればうれしい。まずは目の前のミッションをやり遂げることが次につながると思う」と話していました。
大西さんは今後、日本やアメリカで訓練を重ね、来年2月以降の打ち上げに備えるということです。
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