電炉中堅の中部鋼鈑は2日、受け入れた鉄スクラップを仕分ける検収作業に人工知能(AI)システムを導入すると発表した。どの鉄スクラップが素材として適切かをAIが判断する。目視による仕分けミスのリスクを減らし、歩留まりの向上を狙う。

新システムは3〜4カ月の機械学習を経て、2024年中に名古屋市の本社工場で本格稼働する。AIを使った検収システムの導入は「鉄鋼業界では珍しい」(同社)という。

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