新興企業の「将来宇宙輸送システム(ISC)」は4日、米国のエンジンメーカー「ウルサメジャー・テクノロジーズ」と提携し、再使用型ロケットを開発する計画を発表した。まずは2030年ごろに人工衛星を打ち上げるロケット「ASCA―1(アスカワン)」の実用化を目指す。
繰り返して飛ばせる再使用型ロケットは、輸送コストの削減が期待できる。ISCは30年代の早期に宇宙と地球の間で人や貨物を運ぶ宇宙輸送事業の実現を目指している。40年代には高度400キロに50人程度を運べる宇宙船も運用する計画。
アスカワンに搭載する米国製ロケットエンジンは日本に持ち込めないため、米国で実証実験に取り組む。
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