教育にデジタルの波が押し寄せています。生成AI(人工知能)やビッグデータ、オンライン教育、デジタル教科書といったテクノロジーで教室の風景を変え、子どもや若者らの力を今まで以上に引き出そうとする現場を追った連載「教育進化論 デジタルの大波」をまとめました。

さらば黒板とチョーク デジタルで変わる学び

人工知能(AI)をはじめとするデジタル技術と通信環境の進展によって、学びの場やスタイルが大きく変わろうとしている。黒板からスクリーンへ、ノートと鉛筆から端末へ。教室の変遷や世界の学校でのICT(情報通信技術)機器の利用状況から、教育現場の変化を追う。…続きはこちら

(1)ハーバード、半年で7万人教えたAI講師 いまこそ教育DX

人づくりを担う教育に変革の波が迫る。源は急速に発達するデジタル技術だ。2024年は世界の学校に生成AI(人工知能)が浸透し、日本もデジタル教科書を本格導入する。教育の進化に挑む現場を追う。…続きはこちら

(2)学校にデータ専門家は当然 数値分析「誰でも理想の授業」

英中部バーミンガムにあるバー・ビーコン校(中学高校に相当)の職員、ローラ・マクローリーさんは日々、多くのデータに向き合う。1500人に上る生徒のテスト結果や家庭の経済水準などを分析し、生徒の成績向上策を探るためだ。…続きはこちら

(3)MIT修士、半年分は無料動画で 世界中に学ぶチャンス

米マサチューセッツ工科大(MIT)の学習プログラム「マイクロマスタース」が米国内外の社会人の人気を集めている。世界屈指の難関大のビジネス関連の修士号が約半年の通学と割安な費用で取れるからだ。…続きはこちら

(4)更新されぬデジタル教科書 「紙と同じ」縛るニッポン

「デジタル教科書を1カ月に30回は更新する」。2018年の国際学力テストでトップ級に躍り出て世界を驚かせたエストニア。デジタル教科書を扱う会社スタークラウドのアンティ・ラッモ最高経営責任者(CEO)は語る。…続きはこちら

(5)教科書もテストもない学校 AIに負けない革新生む人材

生成AI(人工知能)が世界で3億人分の雇用を自動化するとの予測が出るなか、学校はどんな人を育てるべきか。手掛かりを求めて年数千人が訪れる公立校が米西部サンディエゴにある。2000年開校で16校に幼稚園から高校段階の6千人超が通う「ハイ・テック・ハイ(HTH)」だ。…続きはこちら

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