スーパーコンピューター「富岳」=神戸市の理化学研究所計算科学研究センター

 理化学研究所(理研)は13日、スーパーコンピューター「富岳」が世界の計算速度ランキング「TOP500」で4位になったと発表した。TOP500はスパコンの計算能力を総合的に示し、年2回発表されているもので、4位は2期連続。産業利用や、ビッグデータ解析で重視される別の2部門では9期連続の首位だった。

 富岳は理研計算科学研究センター(神戸市)で稼働しており、理研によると毎秒44京2千兆回の計算ができる。TOP500の1位は、富岳の約2.7倍の計算回数が可能な米オークリッジ国立研究所の「フロンティア」。2位と3位も米国のスパコンだった。

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