【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は14日、ボーイングが開発中の新宇宙船「スターライナー」の有人試験飛行を21日以降に延期すると発表した。6日にフロリダ州で打ち上げを試みる直前にロケットの不具合が見つかり、延期していた。今度は宇宙船側の問題で、対処を進める。
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のアトラス5ロケットは作業棟に戻り、動作に不安のあった液体酸素タンクの圧力調整弁を交換した。一方スターライナーでは、有人カプセルの下にある装置でヘリウム漏れが見つかった。
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