福岡県の三次元半導体研究センターは先端実装技術の研究拠点に(福岡県)

福岡県は21日、県産業・科学技術振興財団が運営する「三次元半導体研究センター」(福岡県糸島市)の機器更新に向けてクラウドファンディングで資金を募ると発表した。寄付はトラストバンク(東京・品川)が運営する「ふるさとチョイス」を通じて受け付け、目標額は2000万円。半導体の組み立て工程に関する研究開発力を高める。

期間は22日から8月19日。資金は集束イオンビーム装置など、半導体チップを積み上げて高機能化を図る「3次元積層」など後工程の研究開発に使う装置の購入に充てる。

センターは2011年に設立。利用料収入が伸びる一方で一部機器は古くなっている。今回のクラウドファンディング以外にも、企業版ふるさと納税により利用歴のある企業などから設備資金を募る。

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