U-NEXTが運営する動画配信サービス「U-NEXT」は、ポルトガルのリスボンに本社を置くFaurecia Aptoideと協業し、6月20日より日本の動画配信サービスとして初めて、ビー・エム・ダブリューが販売するBMW車の車内コントロール・ディスプレイにU-NEXTアプリを提供開始する。
車がインターネットに接続された「コネクテッドカー」は、IoTの普及に伴い注目を集め、緊急時の安心安全をサポートする機能を中心に導入・利用が進んでいる。BMWは2013年に輸入車として初めて総合テレマティクス・サービスを開始し、「BMWコネクテッド・ドライブ」として安全性、利便性、エンターテイメントを提供してきた。
2023年には「BMWコネクテッド・ドライブ」の既存サービスに加え、サードパーティ・アプリ・ストアを利用できる有料サブスクリプションサービス「BMWデジタル・プレミアム」を発表。車内コントロール・ディスプレイから、データ通信量を気にせず音楽、ゲーム、ラジオ、ビデオ・ストリーミングなどのアプリを楽しめるようになった。
今回、U-NEXTは日本の動画配信サービスとして初めてBMW車のコントロール・ディスプレイにU-NEXTアプリを提供開始する。BMWオペレーティング・システム9搭載モデル、かつ「BMWデジタル・プレミアム」サービスに加入していれば、U-NEXTアカウントをBMW車内でも利用できる。電気自動車の充電時間や駐車場での休憩時間などの隙間時間に、映画やアニメ、ドラマを楽しむことができ、車内がエンターテイメントを楽しむ空間に変わる。
U-NEXTアプリが搭載されるモデルはBMW『2シリーズ・アクティブツアラー』、BMW『X1』(BMW『iX1』を含む)、BMW『X2』(BMW『iX2』を含む)の3種で、今後もさらに対象モデルを拡大する予定だ。
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