藤枝市は6月22日に、新たな誘客手段としてサイクルツーリズムを推進する一環で「ふじえだサイクリング70kmFREE RIDE」を開催する。

2023年1月に「自転車振興に関するパートナーシップ協定」を締結したスルガ銀行と連携し、歴史や自然などの観光資源を活用して観光交流人口の拡大と地域経済の活性化を目指す。

今回のイベントでは、元自転車プロロードレース選手で2004年アテネ五輪代表の田代恭崇氏が監修した70kmのモデルコースを走る。コースは太平洋岸自転車道の一部を通り、田中城下屋敷、岡部宿大旅籠柏屋、明治トンネルなどの歴史的なスポットや、瀬戸川堤防などの自然を満喫できる内容となっている。獲得標高は569mで、参加者は専用アプリを使ってコースを確認しながら、自分のペースで走るフリーライド形式で進行する。

発着場所は藤枝総合運動公園である。雨天決行だが、荒天の場合は中止となる。参加者は30名で、藤枝市とスルガ銀行が主催・共催し、藤枝市サッカー協会グループが協力、リンケージサイクリングが運営を担当する。

このイベントを通じて、参加者はSNSに投稿し、イベントや市内観光スポットの情報発信に協力することが期待されている。これにより、地域の観光資源を広く紹介し、地域経済の活性化に寄与することが目指されている。

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