ポールスターは6月25日、EVセダン『ポールスター2』の2025年モデルを欧州で発表した。2025年モデルはデザインの変更、オプションの追加、全バージョンでの航続の拡大が特徴だ。

ポールスター2は新たに2つの外装色を追加した。現代的な都市建築にインスパイアされたライトメタリック効果の「ヴェイパー」が標準色として「マグネシウム」に代わり、ダークアルミニウム色の「ストーム」が「サンダー」に代わって追加された。また、新しい19インチのエアロアルミホイールと、プロパック選択時には20インチのプログラファイトアルミホイールも用意されている。

内装には、動物保護に配慮して、ブリッジ・オブ・ウィアー製のチャコールナッパレザーが採用された。プロパックを選択した顧客は、スウェーデンゴールドのストライプが入った新しいシートベルトが付く。

2025年モデルから、ポールスター2のオプションパックは『ポールスター3』や『ポールスター4』と統一され、より多くのオプションが用意される。これにより、顧客はポールスター2をこれまで以上に個別にカスタマイズできるようになった。

クライメートパックにはヒートポンプ、ヒーター付きリアシート、ヒーター付きステアリングホイール、ウォッシャー液ノズルの加熱機能が含まれる。プロパックには20インチのアルミホイールとシートベルトやタイヤバルブキャップにスウェーデンゴールドのディテールが施されている。パイロットパック、プラスパック、パフォーマンスパックも引き続き設定される。

全てのポールスター2で航続が拡大した。ロングレンジシングルモーターでは最大659km(WLTP)に達する。ヨーロッパ市場向けのスタンダードレンジシングルモーター版には、70kWhのCATLバッテリーが搭載され、航続距離は最大554km(WLTP)に向上した。

2020年にポールスター2の納車が開始されて以来、世界27市場で16万台以上が納車されている。

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