国内レンタルキャンピングカー大手「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(以下 JAPANC.R.C.)」を運営するキャンピングカー株式会社は、7月から家庭用エアコン搭載キャンピングカーを追加導入する。近年の記録的な猛暑に対応するためであり、エアコン搭載車両への問い合わせも増加しているという。
キャンピングカーには通常、リアクーラーやベンチレーターなどの空調機能が標準装備されているが、JAPANC.R.C.では夏のキャンピングカーをさらに快適に過ごせるよう、家庭用エアコンの搭載を進めてきた。家庭用エアコンはエンジンを切った状態でも使用可能であり、アイドリングができないキャンプ場でも快適に過ごせる。
特に小さなお子様連れの家族や、暑さに弱いペットを連れた旅行者にとって、家庭用エアコン搭載キャンピングカーは人気が高い。シンクや冷蔵庫も完備しているため、調乳や離乳食の保管も可能であり、赤ちゃんの旅行デビューにも適している。また、ペット同伴が可能な車両も多く、特に暑さに弱い犬種のオーナーにはエアコン搭載車が推奨されている。
7月5日現在、記録的な猛暑が続いており、法人からもエアコン搭載キャンピングカーへの問い合わせが急増しているという。新型コロナウイルスが5類に移行し、夏休み期間中の外出機会が増える中、レジャー施設や野外イベント会場での暑さ対策が急務となっている。すでに撮影ロケや野外現場での楽屋利用、イベントの避暑スペースとしての利用や予約があるという。
JAPANC.R.C.は自社開発したオリジナルキャンピングカー『ロビンソンAI』を提供している。ロビンソンAIは全台に家庭用エアコンを装備しており、今後も増車を進める予定だという。ロビンソンAIはスライドドアを搭載した世界初のキャブコンキャンピングカーであり、狭い駐車スペースでもスムーズに乗り降りできる。車両後部には大型リアゲートがあり、荷物の出し入れや2方向からの車内アクセスも可能だ。スマートホーム化にも対応している。
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