2024年春、憧れの新車がついに到着!! 新たなカーライフのはじまりに胸ワクワクの毎日なのですが、ネックになっていることがあります。それがディスプレイオーディオへの対応。CDやDVDが使えなくても、無問題と思っていたのですが、なんとかならなそうだから困っているのです……。

文:ゴリ奥野(Team Gori)/写真:ゴリ奥野(Team Gori)・写真AC

■最上級モデルを選んでみたもののラジオとTVオンリーの毎日

オーディオソースの選択画面。AMラジオなどの不要なソースは下に隠すことができます

 購入した車両はトヨタ車で、メーカーオプションの10.5インチのディスプレイオーディオPlusを装着しました。T-Connect対応のいわゆるコネクティッドナビで、スマホ経由でクルマの駐車位置が見られたり、音声で目的地の入力や電話の発着信ができたりと、非常に便利なのですが、CDとDVDを再生する光学ドライブはありません。

 もちろん、それを承知の上で選んだのですが、音楽再生に対する理解はほとんど進まず、FMやフルセグTVの音声を聞く日々。このままでは音楽ロスが進み、ノリにノレなくなりそう(笑)。というわけで、気合を入れてディスプレイオーディオを自分なりに使い倒してみることにしました。

■CD音源をUSB-Cにコピーし再生成功

これが音源入りのUSB-Cを差し込んだ状態。最初は大きなUSBで進めていて、見事にやり直し

 まずはディスプレイオーディオPlusで再生できるソースを確認。スマホ接続のBluetoothとUSBの2つがあり、前者はアップルミュージックのライブラリにある曲を再生、後者はCDの音源をコピーしたUSB-Cを差し込み口に接続し、再生できます。

 長い間、お気に入りのCDを大事にとってきた私がクルマの中で聞くならUSB一択。パソコンに取り込む作業がネックと言えばネックですが、選択の余地はありません。しっかり再生でき、まずは一歩前進です。

 一方でBluetoothはスマホに曲をダウンロードしている人以外は、あまり使わないと思います。CD再生が身についているアナログオヤジは少々苦手ですね。

■スマホコンテンツを利用できるのがディスプレイオーディオの肝なのね

スマホで所有者を認識し、ユーザーを見分けています

 上記以外の方法では、Apple Car PlayやAndroid Auto、Miracastのスマホ連携による再生や、HDMI入力端子(別売り)を設置して、HDMIケーブルを介してスマホと接続すれば、スマホ内の動画を再生することができます。さらに車内Wi-Fiまで完備すれば、スマホ中心のオーディオシステムが完成。これが現代のカーオーディオのスタンダードなのでしょう。

 今回、そのレベルまで試すことはできませんでしたが、音楽(動画)はスマホから拾うのが当たり前で、それを再生するのがディスプレイオーディオというわけです。個人的にはDVDが楽しめないのが不満ですが、YouTubeやインターネットでの配信に切り替わっていくのでしょう。

 もう少し使いこなせるようになったら、音楽再生以外の部分もレポートしたいと思います。

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