日本のトラックで一番売れている軽トラ。町を歩けば見ない日はないくらいに見慣れているが、海外でも軽トラのシェアは高く、結構人気なジャンルとなっている。今回はそんな海外専売の小型トラックの全貌を見ていこう。
※本稿は2024年6月のものです
文:ベストカー編集部/写真:フルロード、いすゞ、日産、トヨタ、ダイハツ、スズキ、三菱
初出:『ベストカー』2024年7月26日号
■転生したらダブルタイヤを履いていた件
ダイハツの7代目ハイゼットは1992年から2020年まで、イタリア・ピアッジオで「ポーター」として生産された。2002年に登場したポーターマキシは積載量1.1tモデルで、強化フレームと後輪ダブルタイヤの採用でGVW2.2tを許容した。
エンジンはダイハツ製1.3L直4ガソリン/LPG/CNG、ロンバルディーニ製1.4L直4ディーゼル、ディーゼルEuro5モデルはリカルド設計の1.2L・2気筒エンジンを搭載した。最終型では1.3L車とBEVを展開していた。
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■このサイズが海外でも人気!
「軽トラ以上小トラ未満」のトラックもネタが多い。
国内ではダイハツ グランマックス三姉妹が唯一存在するクラスだが、アジアで手ごろなエントリートラックとして需要が高く、インドネシアやフィリピンでは40年以上前の三菱 デリカが現役の一方で、いすゞやスズキが最新モデルを投入するなど、アツい展開がみられる。
欧州では、日産、トヨタともに小型トラック供給から撤退したものの、提携先のルノーやプジョーから小型商用車をOEMで調達し、トラックモデルの展開は地味に続けている。
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