新型アルファード&ヴェルファイアはもう高くて買えないという声を多く聞く。最安グレードG(ウエルキャブ)の472万円があるが、実質的な最安グレードはアルファードZの540万円と込み込みだと600万円級となるからだ。そんなか、アルファード&ヴェルファイアにエントリーグレードのXグレードに追加されるという情報が入ってきた。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、トヨタ

■いよいよエントリーモデルのXグレードが発売!

福祉車両を除く現在の最安グレードは540万円のZガソリン車

 2023年6月21日に発売が開始され、発売2日後には注文多すぎて受注停止となってしまったアルファード&ヴェルファイア。2024年3月中旬以降、生産・出荷のペースは上がっているものの、いまだディーラーに行っても相変わらず受注停止中なので買うことはできない。

 そんななか、いよいよ新グレードが2024年秋に追加されるという、ほぼ確定情報をディーラーから入手したので紹介していこう。やっぱりなんといっても注目は最廉価グレードのXグレードの追加だろう。

Z(ガソリン・2WD)

 Xグレードは、8人乗りベンチシート仕様となり、ファブリック+合成皮革シートとなる。必要最低限の安全装備は装備されるが、LEDシーケンシャルターンランプ、パワーリクライニング機構が省略されるほか、専用のX加飾グリル、225/60R18+18インチアルミホイール(シルバーメタリック塗装)を装備。

 12.3インチTFTカラーメーター&マルチインフォメーションディスプレイは、Xグレードには9.8インチHDディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応6スピーカー)

Z(ガソリン・2WD)のコクピット。XグレードにはXグレードには9.8インチHDディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応6スピーカー)が装着される

 現在、最安グレードはG(ウエルキャブ)の472万円だが、実質的な最安グレードは、Zグレードのガソリン/FFの540万円。Xグレードの価格はまだ提示されていないが、ガソリン車の2WDで430万~440万円、2.5LHEVで490万~500万円と予想。

 そのほかのZグレードは前後方ドライブレコーダーやデジタルインナーミラーの標準装備化などで10万円程度価格アップするという。

 いまだ新型アルファード&ヴェルファイアは受注停止中。今回のモデル追加&一部改良でいったんは再開されるはずなので、ディーラーの営業マンと密に連絡をとっておいたほうがいいだろう。

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