タタ・パッセンジャー・エレクトリック・モビリティ・リミテッド（TPEML）とタタ・パワー・リニューアブル・エナジー・リミテッド（TPREL）は8月6日、インドでゼロエミッションモビリティを推進するために協力すると発表した。両社はEVとソーラールーフシステムを組み合わせたソリューションを提供することで、インドの持続可能な移動を実現することを目指している。

この協力により、TPEMLは顧客にソーラールーフシステムの装着を促進する。また、両社はそれぞれの顧客に対してEV、EV充電、ソーラールーフシステムの利点を広めるための啓発活動を行う。

EVは排気ガスを出さず、ソーラーシステムは排出ゼロの電力を生成するため、インドのネットゼロ排出への道のりにおいて重要な役割を果たす。インド政府は過去数年間にわたり、複数のイニシアチブを通じてEVを支援してきた。最近発表された「PMスーリヤ・ガル・ムフト・ビジリ・ヨジャナ」では、1億世帯に対して補助金付きでソーラールーフを設置することを目指している。

EVとソーラールーフシステムを組み合わせることで、、EVの総所有コストの削減、EV顧客の電気料金の削減、ソーラールーフ所有者の投資回収期間の短縮、EVに対する100%排出ゼロの電力供給などの効果が見込まれる。

さらに、ソーラールーフシステムとEVを組み合わせることで、EVの「ウェル・トゥ・ホイール」排出をグリッドミックスから切り離し、輸送セクターのネットゼロ排出への迅速な道筋を実現する。

TPRELは、インド全土に5600の公共充電ポイントを持つ広範なEV充電ネットワークを通じて、ソーラー電力を利用した充電ソリューションを提供している。主要な高速道路やホテル、モール、オフィス、病院、住宅複合施設など多様な場所に設置されており、インド全土でのeモビリティの普及を加速させている。

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