フォルクスワーゲンは8月20日、電動ミニバン『ID. Buzz』の欧州ラインアップを拡充すると発表した。

新たに追加されるモデルには、後輪駆動のロングホイールベースをはじめ、5つの新モデルが含まれる。これには、ショートおよびロングホイールベースの四輪駆動『ID. Buzz GTX』(79kWhおよび86kWhのバッテリー容量)、初の四輪駆動バージョンとなる『ID. Buzz Cargo 4MOTION』(79kWhバッテリー)、そして新しいエントリーモデルのID. Buzz 「Pure」と「Freestyle」(59kWバッテリー)が含まれる。

ID. Buzz PureとFreestyleは、新しいエントリーモデルで、125kW(170PS)のリアモーターで駆動される。59kWバッテリーは、WLTP基準で約330kmの航続を実現する。Freestyleは、ドア下部の黒いデカール、ダークグレインのバンパー、18インチのホイールなどが特徴だ。

ID. Buzz Cargo 4MOTIONは、フォルクスワーゲンの商用車の中で最も強力なモデル。前後アクスルにそれぞれ1つの電動モーターを搭載し、システム出力は250kW(340PS)に達する。79kWhバッテリーは、DC急速充電ステーションで最大185 kWで充電可能で、WLTP基準で最大432kmの航続を可能にする。

ID. Buzz GTXは、最も強力なグレードとして登場し、ショートおよびロングホイールベースの2つのバージョンがある。79kWhバッテリーを搭載したモデルと86kWhバッテリーを搭載したモデルが販売される。GTXモデルは、前後アクスルに各1つの電動モーターを搭載し、システム出力は250kW(340PS)に達する。WLTP基準での航続は、ショートホイールベースで最大423km、ロングホイールベースで最大475kmだ。

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